バットマンやスーパーマンなど1度は耳にしたことがあるはずのスーパーヒーロー。
これらはアイアンマンやキャプテンアメリカのようにマーベルコミックを原作にしたキャラクターではなく、DCコミックスを原作にしたキャラクターです。
マーベルのMCUのようにDCコミックスでも世界観を統一したDCEUというものがあります。
今回はそんなDCコミックスを原作にした映画の世界観について説明します。
DCEUって何?
DCエクステンデッド・ユニバース(DC Extended Universe)の略称のことです。
アメリカにあるコミック出版社のDCコミックスから出版されたコミックのキャラクターが、DCコミックスとワーナー・ブラザーズによって製作され、実写映画された映画作品シリーズのことをDCEUと言います。
MCU同様、世界観が統一されているので一つの作品に複数のキャラクターを登場させ共闘させることができます。
DCEUは正式名称ではない???
実はDCEUという名称は正式ではありません。
ファンの間で広まった通称なので、DCコミックスやワーナー・ブラザーズはこの名称を告知もしていなければ認めていません。
正式名称が無いことから一時期はDCEUと呼ぶ人と、DCFU(DCフィルムズ・ユニバース)と呼ぶ人もいました。
今はDCEUと呼ばれることが多いです。
公式の記事でもDCEUもDCFUも両方使われいるので、早く正式名称を作ればいいのに…と私は思っています。
私のこれからの記事ではDCEUを使います!
作品紹介
DCEUはこれまでに7作品が映画館で公開されています。
- マン・オブ・スティール
- バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生
- スーサイド・スクワッド
- ワンダーウーマン
- ジャスティスリーグ
- アクアマン
- シャザム
では1作品ずつネタバレなしで総ざらいしていきます!
マン・オブ・スティール(2013年)
主要キャラ:
- スーパーマン/クラーク・ケント(演:ヘンリー・カヴィル)
- ロイス・レイン(エイミー・アダムス)
監督:ザック・スナイダー
あらすじ
故郷の星(クリプトン星)で唯一の生き残りとなったスーパーマンが、自身の持つスーパーパワーを用いて正義のヒーローへと成長する。
バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生(2016年)
主要キャラ:
- バットマン/ブルース・ウェイン(演:ベン・アフレック)
- スーパーマン/クラーク・ケント(演:ヘンリー・カヴィル)
- ワンダーウーマン/ダイアナ(演:ガル・ガドット)
監督:ザック・スナイダー
あらすじ
前作で地球の平和を守ったスーパーマンだが、その強大な力が故に恐れる人もいた。
そこでバットマンがスーパーマンに対して敵対視することになる。
スーサイド・スクワッド(2016年)
主要キャラ:
- ハーレイ・クイン/ハーリーン・クインゼル(演:マーゴット・ロビー)
- デッド・ショット/フロイド・ロートン(演:ウィル・スミス)
- ジョーカー(演:ジャレッド・レト)
監督:デヴィッド・エアー
あらすじ
バットマンやスーパーマンに敗れ刑務所に収容されてるヴィランたちが、強制的にチームを組まされ政府の極秘任務を行う。
ワンダーウーマン
主要キャラ:
- ワンダーウーマン/ダイアナ(演:ガル・ガドット)
- スティーブ・トレバー(演:クリス・パイン)
監督:パティ・ジェンキンス
あらすじ
アマゾンのプリンセスであるダイアナは俗世とは離れたところで育ち、最強の戦士となる訓練を受けていた。
しかし、世界で戦争が起きていることを知り、戦争を止めるために戦う。
ジャスティスリーグ(2017年)
主要キャラ:
- バットマン/ブルース・ウェイン(演:ベン・アフレック)
- スーパーマン/クラーク・ケント(演:ヘンリー・カヴィル)
- ワンダーウーマン/ダイアナ(演:ガル・ガドット)
- フラッシュ/バリー・アレン(演:エズラ・ミラー)
- アクアマン/アーサー・カリー(演:ジェイソン・モモア)
- サイボーグ/ビクター・ストーン(演:レイ・フィッシャー)
監督:ジョス・ウェドン
あらすじ
ブルース・ウェインがこれから訪れる危機のためにヒーローをスカウトすることに。
DCコミックスのヒーローが一同に集結し、力を合わせて異星人の敵と戦う。
アクアマン(2019年)
主要キャラ:
- アクアマン/アーサー・カリー(演:ジェイソン・モモア)
- メラ(アンバー・ハード)
監督:ジェームズ・ワン
あらすじ
海底王国アトランティスの王女と地上の人間との間に産まれたアーサー・カリー。
アトランティス王国を救って欲しいという願いを受け、王国を救うために冒険に出ることに。
シャザム(2019年)
主要キャラ:
- シャザム/ビリー・バットソン(演:アッシャー・エンジェル、ザッカリー・リーヴァイ)
- ドクター・シヴァナ(演:マーク・ストロング)
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
あらすじ
身寄りのない少年のビリーは、魔法の言葉「シャザム!」と唱えると筋骨隆々のヒーローに変身できるように。
その力を無駄な使い方をし悪ノリをしながらも真のヒーローへとなっていく。
ヒーローだし…
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ
逃げちゃ駄目だ#新米ヒーローのつぶやき#逃げちゃダメだ #シャザム pic.twitter.com/LUbfNQilfg— DC公式 (@dc_jp) April 27, 2019
オススメの見る順番
DCEUの見る順番として、「公開の順番」と「ストーリーの時系列の順番」がありますが、私は公開の順番で見ることが最もDCEUを楽しむことができると思います。
しかしDC公式から、世界観を意識せず作品ごとに独立させ他作品との関わりを以前ほど強調しないという発表がありました。
なので、これから公開される作品は今までの作品を見ていなくても話を理解できるようになり、単体の映画として楽しむことができます。
特にアクアマン以降の作品は見ていて、他作品との関わりはほぼ全くないという印象でした。
しかし『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』のように初期の作品は前作との関係がある作品もあるので、公開の順番に見ることが間違いないと思います。
以下が公開された順番です。
- マン・オブ・スティール
- バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生
- スーサイド・スクワッド
- ワンダーウーマン
- ジャスティスリーグ
- アクアマン
- シャザム
最後に
DCEUはMCUとは違い、シリーズものにも関わらず他作品との関わりをなくしました。
MCUのような壮大な流れがないことにはなりますが、MCU以上に1つの映画として気軽に見ることができます。
今後もたくさんのDCEUの作品が公開されるので楽しみにしましょう!